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診療案内
診療のご案内です。
診療内容
呼吸器・アレルギー疾患
急性呼吸不全、ARDS、慢性呼吸不全、睡眠時無呼吸症候群、原発性肺胞低換気症候群、過換気症候群、気管支喘息、咳喘息、COPD、びまん性汎細気管支炎、副鼻腔気管支症候群、気管支拡張症、急性間質性肺炎、特発性肺線維症、NSIP、特発性器質化肺炎、肺Langerhans細胞組織球症、慢性好酸球性肺炎、肺胞蛋白症、リンパ脈管筋腫症、サルコイドーシス、過敏性肺炎、アレルギー性気管支肺真菌症、急性好酸球性肺炎、ANCA関連血管炎、Wegener肉芽腫症、Goodpasture症候群、薬剤誘発性肺炎、放射線肺炎、膠原病肺、肺分画症、肺動静脈瘻など
呼吸器感染症
急性気管支炎、肺炎球菌性肺炎、マイコプラズマ肺炎、クラミジアニューモニエ肺炎、オウム病、レジオネラ肺炎、肺膿瘍、肺アスペルギルス症、肺クリプトコッカス症、肺ムコール症、肺結核症、結核性胸膜炎、非結核性抗酸菌症、ニューモシスチス肺炎など
膠原病
全身性エリテマトーデス、シェーグレン症候群、強皮症/全身性硬化症、皮膚筋炎/多発性筋炎、混合性結合組織病、血管炎症候群、ベーチェット病、成人発症スチル病、リウマチ性多発筋痛症、RS3PE症候群、関節リウマチなど
腫瘍性疾患
小細胞肺癌、非小細胞肺癌、縦隔腫瘍、転移性肺腫瘍、胸膜中皮腫、PNET、神経内分泌腫瘍、原発不明転移性腫瘍、肺肉腫、気管支肺カルチノイド、癌性リンパ管症、癌性心膜炎、癌性胸膜炎など
抗癌薬感受性検査:
K-Ras、EGFR、PTEN、AKTなどの遺伝子変異、コピー数の変化、発現異常などの分子マーカーによる抗癌薬の効果予測
気管支喘息:
気道過敏性テスト(アストグラフ)
閉塞性肺疾患(肺気腫,慢性気管支炎):
精密肺機能検査,高分解能CT
睡眠時無呼吸症候群:
夜間精密ポリソムノグラフィー検査
肺癌:
気管ステント、蛍光気管支内視鏡
呼吸器インターベンション(Interventional pulmonology)
呼吸器インターベンションとは近年,呼吸器内視鏡は診断のみでなく治療への応用が盛んになってきました.レーザー治療,ステント留置,光線力学的治療(photodynamictherapy:PDT)などの治療法が可能になり,呼吸器インターベンション(Interventional pulmonology),または,気管支インターベンション(Interventional bronchology)と呼ばれるようになりました.
蛍光気管支鏡・超音波気管支鏡
血痰などの症状がある方や喀痰細胞診陽性の方に対し,蛍光気管支鏡を行います.蛍光気管支鏡とは肉眼では発見できない早期のがんを発見するために開発された気管支鏡です.正常気管支組織とがん組織の自家蛍光が異なることから,がんのある部位では正常気管支粘膜(緑色)に比べて赤色の蛍光が増加するためモニター上で正常組織とがん組織が異なる色で描出されます.がん組織が見つかったら超音波内視鏡を用いてがんの広がり具合(深さ)を観察し以後の治療方針を立てます.
レーザー治療,ステント留置
進行癌による中枢気道狭窄は,閉塞性肺炎,呼吸困難,窒息などの症状を起こすため対応が必要です.中枢気道狭窄に対する気管支鏡下治療として,硬性気管支鏡や凝固装置などを用いて腫瘍の除去および気道ステント留置を行っています.当科では生体親和性の高いシリコン製のステントを主に用いています.肺癌だけではなく,食道癌の合併症である気管支瘻にも応用しています.また、手術適応のない有婁性膿胸の治療にEWSを用いた気管支充填術も積極的に行っています。